カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
今日のカリフォルニアは朝は曇っていて、9時ごろから晴れてきました。ただ、その晴れた理由は北西からの風によって雲が飛ばさせたため。ということは、海はオフショアで無くなっている・・・ということで、海に行くとやっぱりサイドショアになってました。
でも、風は弱めで面はかなり綺麗なので十分楽しめるコンデション。サイズはビーチブレイクのトロくて早めのビーチブレイク。
ボードはビーチブレイクだったら最強・最高に楽しいBullet-J。
みなさんから"Bullet-J"と"T-Rex"どっちが良いのですか?とか”AKAのFlying FishとBullet-Jで迷っているのです"とか質問受けますが、これはボードを使う状況によって異なりそうです。
ラウンドタイプのノーズのボードは、ノーズエリアの面積が広いのでテイクオフは物理的に早くなります。もちろんボトムデザイン・ロッカーなどでちょっとは変わりますが、それでも同じ長さ・幅・厚みでラウンドノーズとポイントノーズだったら事実をひっくりかえせない物理的なデザインの違いが性能の差を生みます。
ポイントノーズはノーズエリアの広さが少ないので、テイクオフなどは広いボードに比べて劣りますが、ボードが回しやすく動かしやすくなります。反面ラウンドノーズはノーズエリアが多いので、浮力が上がりテイクオフなどは楽になりますが、ノーズエリアの広さが感じられるボードになります。そういったボードの特徴を上手く乗り味とあわせるためにラウンドノーズタイプは短く、ポイントノーズタイプボードはラウンドノーズより長くなるのです。
デザインの物理的な例で、極端な話だと(笑わないでください・・・あくまでも極端な話の例です)、9ftのロングボードに乗った一般サーファーと、5'8"のショートボードに乗ったケリースレーターが同じカリフォルニアの胸サイズの波のコンデションでテイクオフ競争したら、ほとんどロングボーダーが先に波をとってしまうでしょう。世界チャンピオンが一般サーファーと比較してもひっくり返せない物理原理があるという一例です。
上の話はデザインの差が大きな性能の違いを生むという極端な例ですが、Bullet-Jのようなポイントノーズ小波フィッシュとT-Rex/Flying Fishのようなラウンドノーズフィッシュでは意外と乗り味の違い、得意な波の違いも出るのです。
”で?どう違うの?
という質問ですが、簡潔に言うと
Bullet-Jは特にビーチブレイクでルースなアクションを簡単に楽しむボード。浮力はあるのですが、テールの形状とボトム・ロッカーの組み合わせがボードを動かしやすくしている。パフォーマンス小波ボード(いわゆるSuper FlyやFF2-Jの小波対応バージョン)よりは、ちょっとだけ乗り味が異なりフィッシュボードの性格を残しているボードである。コンテストで使うには、Super FlyやFF2をお勧めするが、イージーに楽しくパフォーマンスを楽しむにはBullet-J。
Flying FishやT-Rexはまさに現代ラウンドノーズ。Bullet-Jよりターンの半径が若干大きくなるが、それゆえにボードが安定して感じられ、ゆったりと(でもその気になればタイトなターン・鋭いリップも可能)そして早いテイクオフを楽しみながら乗る。ただ、最新のデザインのRNFを侮ってはいけない。現代のRNFはリップもこなせるように、現代ボトムとロッカーを合わせてあるのが特徴。
ということになります。どっちがお勧めか?うーん僕はどっちも持っていて、どちらも海のコンデション・気分で乗っていてどちらが良いとは決められない・・・2つとも乗ってみてくださいというのが僕のお勧め。
ちなみに上の写真は2009年用のテストボードを念入りに調整しているJavier。これは余裕の出るパフォーマンスショートボードのMatrix(メイトリックス)です。大人のサーファーライン"Trix(トリックス)"シリーズの第一弾。ターゲットはまさに週末の波キラーボード。超浮力を持ちながらも、動かせるショートボードです。
もうデザインは完成していて、あと最終のフィンの位置を計測し3タイプのフィンの位置のなかからベストなものを出します。近日HPでも発表できるボードですので、こちらもお楽しみに。
でも、風は弱めで面はかなり綺麗なので十分楽しめるコンデション。サイズはビーチブレイクのトロくて早めのビーチブレイク。
ボードはビーチブレイクだったら最強・最高に楽しいBullet-J。
みなさんから"Bullet-J"と"T-Rex"どっちが良いのですか?とか”AKAのFlying FishとBullet-Jで迷っているのです"とか質問受けますが、これはボードを使う状況によって異なりそうです。
ラウンドタイプのノーズのボードは、ノーズエリアの面積が広いのでテイクオフは物理的に早くなります。もちろんボトムデザイン・ロッカーなどでちょっとは変わりますが、それでも同じ長さ・幅・厚みでラウンドノーズとポイントノーズだったら事実をひっくりかえせない物理的なデザインの違いが性能の差を生みます。
ポイントノーズはノーズエリアの広さが少ないので、テイクオフなどは広いボードに比べて劣りますが、ボードが回しやすく動かしやすくなります。反面ラウンドノーズはノーズエリアが多いので、浮力が上がりテイクオフなどは楽になりますが、ノーズエリアの広さが感じられるボードになります。そういったボードの特徴を上手く乗り味とあわせるためにラウンドノーズタイプは短く、ポイントノーズタイプボードはラウンドノーズより長くなるのです。
デザインの物理的な例で、極端な話だと(笑わないでください・・・あくまでも極端な話の例です)、9ftのロングボードに乗った一般サーファーと、5'8"のショートボードに乗ったケリースレーターが同じカリフォルニアの胸サイズの波のコンデションでテイクオフ競争したら、ほとんどロングボーダーが先に波をとってしまうでしょう。世界チャンピオンが一般サーファーと比較してもひっくり返せない物理原理があるという一例です。
上の話はデザインの差が大きな性能の違いを生むという極端な例ですが、Bullet-Jのようなポイントノーズ小波フィッシュとT-Rex/Flying Fishのようなラウンドノーズフィッシュでは意外と乗り味の違い、得意な波の違いも出るのです。
”で?どう違うの?
という質問ですが、簡潔に言うと
Bullet-Jは特にビーチブレイクでルースなアクションを簡単に楽しむボード。浮力はあるのですが、テールの形状とボトム・ロッカーの組み合わせがボードを動かしやすくしている。パフォーマンス小波ボード(いわゆるSuper FlyやFF2-Jの小波対応バージョン)よりは、ちょっとだけ乗り味が異なりフィッシュボードの性格を残しているボードである。コンテストで使うには、Super FlyやFF2をお勧めするが、イージーに楽しくパフォーマンスを楽しむにはBullet-J。
Flying FishやT-Rexはまさに現代ラウンドノーズ。Bullet-Jよりターンの半径が若干大きくなるが、それゆえにボードが安定して感じられ、ゆったりと(でもその気になればタイトなターン・鋭いリップも可能)そして早いテイクオフを楽しみながら乗る。ただ、最新のデザインのRNFを侮ってはいけない。現代のRNFはリップもこなせるように、現代ボトムとロッカーを合わせてあるのが特徴。
ということになります。どっちがお勧めか?うーん僕はどっちも持っていて、どちらも海のコンデション・気分で乗っていてどちらが良いとは決められない・・・2つとも乗ってみてくださいというのが僕のお勧め。
ちなみに上の写真は2009年用のテストボードを念入りに調整しているJavier。これは余裕の出るパフォーマンスショートボードのMatrix(メイトリックス)です。大人のサーファーライン"Trix(トリックス)"シリーズの第一弾。ターゲットはまさに週末の波キラーボード。超浮力を持ちながらも、動かせるショートボードです。
もうデザインは完成していて、あと最終のフィンの位置を計測し3タイプのフィンの位置のなかからベストなものを出します。近日HPでも発表できるボードですので、こちらもお楽しみに。
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栗田祐紀
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専門職
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自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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