本日のカリフォルニア

新年もはや1月5日（カリフォルニアでは今日は時差の関係で4日の日曜日）。仕事初めの方も多かったのではないでしょうか。

”もうお正月も十分楽しんだから早く仕事のペースをつかみたいよ”という人や、”いやもっとゆっくりしたい”というもいるでしょう。僕はというと、うーん・・・家でPCとにらめっこする日が多かったお正月でした。



さて本日のカリフォルニアは波がちょっとアップ。朝はクリーンな波が厚いながらも割れていました。一見すると、掘れている波ですが、実は最初のテイクオフだけ掘れていてその後に厚めに割れてくる波。昨年の夏に行った伊良湖のその時の波にとても似てました。

このコンデションではAKAのFlying Fishと、PulseのBullet-Jで迷いましたが、今日はBullet-Jでサーフ。短く、タイトにターンが出来て、気持ちの良いサーフセッションが出来ました。

そういえば、このBullet-JはCIサーフボードが2009年度に出す予定の前評判が高い”Robber(ロバー)”というボードに、アウトラインがとっても似ています。Robberはあのロブからインスピレーションを受けたボードデザインで、FishquitやBiscuitに続くあの小波系超楽しいボードに位置づけされるらしいです。

RobberもBullet-Jと同じようにノーマルボードより4～6インチ短くとサイズを取るボードで、テールのウイングの仕上げとか、ノーズのアウトラインとか似ているデザイン特徴がたくさんありますね。なんだか、あの世界の巨匠であるアルメリックのデザインが、このBullet-Jに似ているとは嬉しいことです。



ちなみに上の写真の右側に”Private Property"とありますが、これは個人の所有地ということを指しているフレーズです。アメリカの社会はとにかく、所有権についてはかなり厳密になっていて、この”Private Property”を勝手に許可無く侵すと、状況によっては銃で撃たれても所有者にかなり有利な判決になるのです。たいていこのケース、法律用語で言ういわゆる善意の行為者は保護されます。もちろん常識で考えて、治安が良い場所であればそれほど大事に至らないですが、そうでもない地区では何が起こるかは分かりません。

日本だと、”そんな！ちょっと家の土地に入っただけでも撃たれちゃうなんて”と思うかも知れませんが、その歴史背景などが生み出す、文化とはさぞ複雑なものです。

というわけで、次回の更新をお楽しみに。