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●EL TOMOの良さを再認識●
こんばんは。
さて波がそれなりになった場合に重宝しているボードは栗田はDream Makerのトライフィン設定なんですが、それ以外にもお気に入りあります。それが。。。
じゃーん!このEL TOMOです。これも素晴らしいです。この手のポイイントノーズとしてはかなりテイクオフが速くて、そして走り出した後の水の流れがとても良いからスムーズにUp and Downにつなげられます。
小波用ではありません。乗れなくはないけど、やっぱり胸~から頭半くらいが調子良いと感じます。ウルトラスピードのボードで、ツインフィンではないと感じます。
通常ツインフィンは、ボトムターンをトライフィンのように深くしようとするとボードがストールして失速します。軽いチェックターンでは無いですよ、深いターンの場合です。そして、動きもツインは縦に持っていくのが苦手です。
ですが、このEL TOMOはツインならるDual Twin(フィンが平行気味にしてあって、しかもより後ろ側にある)なので、ツインというよりもっと
トライフィンより
です。でもトライよりも速いツインのフィーリングもあるのです。深いターンも出来てレールも超ホールドするウルトラボード。これはおっさんの栗田も乗れますね。
浮力はおじさんサーファーは、EVOとかOB1より多少多めがお勧め。理由はそれなりにシャープなボードだからです。若い方は同じくらいの浮力でよいです。
手入れが良いから(ということにしておきます)、去年の9月に作ってもう1年半も乗っていますが結構白いです。
そりゃーお前さんはXTR Surfboads Japanの代表なんだから取り扱いわかっているからだろっていうのはその通りなんですが、白さを出来るだけ保つやり方あります。
キーワードは
①できるだけ熱を避けることと、
②サーフィン終わったらすぐに手入れをしてボードケースに入れること(紫外線を避ける・紫外線は日陰でもあたります)
ですね。熱を避けるので、車の中であれば下のほうに置くこと(熱は上に上がります)。
屋根の下によくバーを通して(室内です)そこに置くのは実は熱が一番こもる場所なので、白さを長く保ちたい場合はあまり推奨しません。屋祢下結構暑いですし。いろいろな状況もあるので、そこはダメ!とは言えませんが、車の中は床に近ければ近いほど温度は低いです。
あとこのパワードライブフィン系のフィンもこれまた良いのですね。
一点パワードライブフィンでお知らせがあって、2月後半予定のフィンの入荷が遅れています。ご予約の方本当にすみません。。。
入荷後すぐにまたお知らせいたします。
あと追加でこちらのBlogでお知らせです。
今Hydro Squashをご検討の北海道のC様。メール送付ですべて帰ってきてしまっているので、一度設定を確認いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
・通常営業予定です。
・フリーご相談可能です。
●新素材詳細アップしました●
【XTR素材で軽量化&強度、そしてしなやかなフレックスバランスを究極に高めた素材】
それぞれのサーファーの体格・波のタイプによって性能の高い素材を生み出しているXTRファクトリー。そのXTRファクトリーは常にWeight To Strength Ratio(ボードの重量と素材の強さ)をベストにすべく素材の開発を行ってきました。
このXTR SL-Carbon Flexは、XTR素材の中で一番軽く仕上げることができるにも関わらず、フレックス性能・耐久性を上げている素材となります。
ボード構造は
①高密度XTR Closed Cell Foam
②Vectran Carbon(ボトム&デッキ)
により構成されます。
これまでのXTR素材の中で一番軽く、そして強度のバランスも高い新しい組み合わせです。そして一番の特徴は、なによりも
ボードの性能が高まった
という点です。市場ではアジア生産品のパッコン強度重視のボードはありますが、性能は2の次です。シェイプボードの性能の高さやフレックス感は好きだけど、強度と軽さのバランスを取るのが難しい。。。なんて考えている方は是非こちらのParallel Flex Carbonボードをお選びください。軽く、丈夫、水を吸わないフォームでそしてボードのパフォーマンス性能が高まります。
XTRファクトリーでは2年間もの間、一般ライダーからテストライダー、そしてWCTクラスのライダーと共に研究開発を重ねてきました。そして、ベストの素材・フレックス・カーボンの配置などをついに完成させたのです。
乗った時の感触は
①乗り味がとても軽い
②ターンが伸びる
③ボードのしなりが感じられる
という今まで乗ったことの無い素晴らしい感覚で、これをXTRファクトリーでは
”XTR Parallel Carbon Direct Drive(パラレルカーボンディレクトドライブ)”
と呼んでいます。
ボードはカリフォルニアのオーシャンサイドのXTRファクトリーにて熟練の職人が、1本1本ハンドメイドをして作ります。ボード作成工程に手間と時間がかかるので、大量生産はできません。カーボンの位置やそのタイプも乗り手の体格や、そのサーフをメインにする波に合わせる必要もあるので、サーファー1人1人に合わせて制作を行います。
さあ、あなたの新しいクイバーにお気に入りの世界のトップクラスブランドボード×Parallel Carbon素材を加えてみてください。他素材では味わえない優れたフレックス、水を吸わない利点、そして性能の高さが味わえるはずです。オリジナルのシェイプデザインの良さが、こちらの素材で更に引き立つこと間違いありません。
*すべてのXTR素材可能ボード(CI/TOMO/Pyzel/Roberts/Sharp Eye/Album)に適用できます。
*デッキ側テールエリアのカーボンテールパッチはデフォルトにて付属します。オプションとして外すことも可能です。
*乗り手の体重・好みによってフレックスを”柔らかめ”・”中間”・”硬め”に設定できます。特段ご指定が無ければ、乗り手の体重に合わせたカーボン配置をしてフレックスを最適にいたします。通常は中間フレックスをお勧めいたします。
明日はショップは定休日です。
●Hydro Squash●
あの栗田もこれはイイね!とすぐに感じたHydro Squash(TOMO×XTR素材)のページをアップしました。
これは私達中級者でも間違いなく乗れる素晴らしいユーザーフレンドリーな超ハイスピードボードです。
是非ご参考くださいね。
HydroSquash(ハイドロスカッシュ) |
このHydro Squashモデルは、TOMOの新しいデザインコンセプトの”Hydroシリーズ(Hydronaut・Hydro Shortなど)のデザインを受け継ぐボードです。
オールラウンドスタンダードショートボードとしてデザインされていて、パフォーマンスボードのSKXのテールを持ちます。それでいて、SKXやSci-Phiのポイントノーズバージョンのようにポイントノーズではなく、カットオフノーズの”トーピードノーズ”を持つので、ポイントノーズボードより短く乗れる新しいスタンダードTOMOのパフォーマンスボードです。
よりレールToレールを意識したサーフィンをさせてくれて、波のコンデションに左右されない優れたデザインを持ちます。アウトラインも通常のポイントノーズほどシャープにして無く、きちんとしたボリュームを前側に持ちますので、走り出しの速さ・パドルのイージーさも持ち合わせるボードです。
コンケーブはTOMOのオリジナルのシングルコンケーブの中にチャンネルを入れるスピード&コントロール性が高いボトム形状。シングルチャンネル~テール4チャンネルを持ち、まるで水上をスキーで滑るような感覚を与えてくれます。このボトムタイプは、他のメーカーのボードには無いスピードとコントロール性に優れます。
レールは同じような厚みのボードよりすっきりしています。ですので浮力を高めてパドル力を上げる場合に厚目にボードをとってもレールがぼってりはしません。すっきりしているソフトなレールで、レールも入れやすく、ボードの引っ掛かりが無く、スピードをキープしたままのスムーズなターンが可能です。
同じTOMOのボードですと、SKXからは2~3インチくらいマイナスで乗るイメージです。またはご自分の身長や体重、好みに合わせてお選びいただいても良いでしょう。
これは通常のショートボードより短く乗ってください。フィンセットアップは5フィンが標準です。
そしてこのボードは通常のポイントノーズより安定していて簡単に扱えます。年齢を重ねたベテランサーファーにも朗報のボードです。ポイントノーズのような不安定さもありませんし、テイクオフも速くてスムーズです。年齢を重ねてもショートボードのフィーリングを味わいたい方へも推奨出来ます。
また同じTOMOシェイプでEVOをお乗りの方で、使い分けを考えている(つまりEVOは膝から頭くらいのグロベラー)方にもお勧めとなります。これはステップアップボードであるHydronautやHydro ShortとEVOの間を埋める優れたデザインサーフボードなのです。EVOとの使い分けを考えている方はEVO比で長さは+4インチ前後、CL値は波にパワーがあるときに乗りたい方は、パドル力と波をキャッチする力を重視するにはCLはちょい上をお勧めいたします。 オールラウンダーとして使う場合はEVOと同じくらいでも良いです。
XTR素材で無く、他素材でお乗りの方も、
"ハンド仕上げ+XTR素材のフレックスコントロール"
の力に驚くはずです。あるお客様は他素材から、TomoシェイプはすべてXTR素材へ移行してしまった方もいらっしゃるくらいです。XTRに乗ったことが無ければ、是非お勧めするボード&素材となります。
サイズは通常お乗りのハイパフォーマンスボードに若干浮力を+したCLをお選びいただくか、同じくらいのCL値で良いでしょう。ステップアップボードとしての意味合いを強めるのであれば、ステップアップボ―ドより長さ3~4インチくらい短くして、幅は同じ、厚みは1/16"~1/8"くらいの+です。
素材はPUより圧倒的に強く、そして軽く、水を吸わないXTR素材。PU素材の1層巻きのような軽さと反応の良さに、3~5倍の長持ち強度を持つハイテク素材です。シェイプはAUSや南アフリカ、バリなどのライセンスシェイプでは無く、100%カリフォルニアシェイプ&グラッシング製品となります。シェイプの良さに加え、長い間新品の乗り味も続くので、PU素材より圧倒的にお得です。XTR素材の正規品はリセールバリューも高く、トータルの価値の高さもあります。
【スタッフインプレ】
これは最初の1本目から
”このボードはイイ”
とすぐに感じたボードです。シェイパーのDanielの今現在の一番のお気に入りデザインシェイプの一つで、CTサーファーのJordy Smithがすぐにオーダーしたのも納得できるボードです。
私にとって”イイ”というのは、テイクオフが速くて、安定していて、乗りやすくて、ボードのスピードが出て、そしてボードをコントロールする際のスタンスのスイートスポットが広いという意味となります。いわば乗って簡単なボードなのです。
まずパドルすると不思議な感覚(いい意味で)です。ボードのセンターエリアがとても安定して、パドルの際にボードがぶれません。ボードがぶれないからパドルがしやすくてグイグイとボードが進みます。
そのパドルの速さと、ボードのフォーム配置のバランスでしょう、テイクオフの際にはうねりに張り付くように粘りを見せての高い波キャッチ能力を出します。テイクオフがスムーズでないボードは”これは乗れるか乗れないかのギリギリの波”
という時に、ノーズが浮いてしまって波を逃してしまいます。
ですが、このHydro Squashはうねりにできるだけ付いていって、ノーズが浮くことが少なくて、高い波キャッチ能力を持つのです。
そして、波に乗った後のそのスムーズかつ爆発的な速さはあの超傑作ボードの”EVO”を思い出させてくれて、今まで捕まっていた波はすべて抜けちゃうのでは?と思わせてくれる走りの速さです。そしてそのスピードをキチンとコントロールできるアウトラインシェイプとコンケーブ、ロッカーの組み合わせを持っているので、スピードだけのボードではありません。どちらかというと、パワー&カービング重視です。縦にカチャカチャボードを持っていくというよりは、深くパワーのあるボトムターンやトップターンに適している印象です。
あと特筆すべきはボードがとにかく刺さりにくい(パーリングしにくい)ことでしょうか?掘れた局面で少し無理してテイクオフしても、ボードがパーリングしません。シェイパーのDaniel曰く、それはアウトラインとボトムカーブを工夫しているからということでしたが、あのセミガン系ステップアップボードのHydronautを思いださせてくれます。波に超フィットしている感触です。
TOMOシリーズのHydroシリーズの腰~頭半用のモデルだ。ハイドロシリーズの系譜を受け継ぎ、スムーズかつ速く、コントローラブルな革新的なデザインを使ったデザインとなる。HydronautやHydroshort Standardのステップダウンモデルで、デイリードライバーボードとして幅広く使える。MPHを進化させたデザインで、通常のポイントノーズショートとは別の乗りやすさ・安定感・速さを持つ私自身もお気に入りのシェイプだ。
このボードはカスタムオーダー対応です。
サーフボードのサイズやモデル選びなどで困ったら-そうだ!一番ボードのことを知っている、プロに相談しよう。
■ボードデザイン■
全体の厚み・レール:ミデイアムロー
ノーズシェイプ:トーピードノーズシェイプ
テール幅:標準
エントリーノーズロッカー:標準
テールロッカー:標準
アウトライン:曲線的なアウトライン
■パフォーマンス■
得意なアプローチ:パワーサーフィン/カービング/クイックサーフィン
フッターの適正:フロントフッターからバックフッターまで幅広く
適正サーファー:中級者から上級者まで
■適正の波■
サイズ:腰~ダブル下
波のタイプ:ビーチ/リーフ/ポイントブレイク
波のパワー:標準的な波~ややパワーのある波
●14日の予定●
カリフォルニア出張中です。
●Pyzelファクトリー●
XTRの打ち合わせのあと、Pyzelのカリフォルニアファクトリーを訪問しました。
Pazelサーフボードの社長のDanさん。いろいろ話をしてもらいました。日本のXTRサーフボードのお客様のボードを担当させてもらっているので、挨拶も含めてご挨拶。
こちらのボードは人気のシリーズ
今一番人気は
Goast(肩~ダブル)
Phantom(腰~頭のデイリードライバー)
Gremlin(小波用スペシャル)
の3兄弟ボード。これを全て揃えるサーファーが多いのだと。とても乗りやすくて、そして一般サーファーのレベルを上げてくれるボードです。
こちらはJJFのパーソナルボード。彼はけがをしていたのですが、今EUにいてあと少しでサーフィンを復活させると言っていました。
こちらカリフォルニアでうまいサーファーが乗っているボードを見ると、どんなボードがパフォーマンスボードとして支持されているかわかります。
もちろんローカルブランドの優れたボードもありますが、
・Pyzel
・TOMO
・CI
・Sharp Eye
・LOST
・Roberts
あたりがうまいサーファーが乗っているブランドです。弊社の取り扱いブランドほぼ入っていますね!
ではまたのブログの更新をお楽しみに。
●明日の予定●
現在CA出張中です。
●Vlog●
超カレントを乗り越えてへとへとになった後はファクトリーで打ち合わせをしました。
グラスを担当するパトさんと、素材のことについて打ち合わせ。どう組み合わせたら性能が一番になるか?ということをレクチャー受けました。もう10年以上の付き合いになりますが、変わらないな~。
上のクロスも見た目は一緒?ですが、見分け方があって左がSクロス、右がEクロスです。Sクロスのほうが高いんです。
見た目ではわかりませんが、US産の誇りあるXTR素材での日本向けはすべて最上級の素材を使ってもらうようにしています。プロボードと一般用ボードも素材は変わりません。
プロ用だけF1のように中身を変えて、そして一般サーファー用には大量生産プロダクションボードのような感じではないのです。利益だけを追求するならそれが一番だけど、それはXTRのやり方ではないんですね。
その後についにあのOB1をゲット。
TOMOによればSPⅡと比較して、テールが広くなっていてより弱い波でも走る(Quadが小さめや弱い波で推奨)ボードです。
テール幅は結構広いです(けどダイヤモンドテールだから絞りも入ります)。
レールラインにブレイクポイント(SPⅡではウイングがブレイクポイント)が無いので、3フィンで乗ればパワーのある波でも対応できるというマルチボード。
Modern Keelとかでも乗れそうですね。これは調子が良さそうです。構造は新しいXTRのParallel Flex Carbonです。
これは弊社のお客様のボードをXTRのセールスの元プロサーファーのSheyがもってきてくれたところ。
こうやって何度も細かなところを見てチェックしていきます。
XTRのシェイ君はこのParallel Carbon Flexを乗っていて、更にレベルが上がったと言っていました。プロが言うんだから間違いありませんね。
こんなこと言っていました。
”この素材とても気に入っているんだ。今朝だって波乗りしていてインサイドでエアーリバースをしたんだけど、やろうとしてやっているわけじゃなかったんだよ。
波をヒットしたら、ボードがスプリングのように反応して勝手にリップから飛び出してそしてそのまま回転したんだね~。
とにかくXTR素材は生きているような反応をするけど、更にボードにエネルギーが与えられたようになるんだ!この素材こそ世界で一番パフォーマンス度合いが高いボード素材だね。”
カーボンの種類と貼る場所でフレックスも変えられるので、小波から大きな波用のボードまですべて対応が出来ます。知っている方も多いかもしれませんが、例えばボードのフレックスは波が大きな場合は硬いほうが良いです。
Shey君はとてもサーフボードに詳しくてなかなかこんなセールスはいません。昔はWQSで日本へ来たこともあるのですよ。だから日本の波も超知っています。
サーフィンうまい方でもサーフボードに疎い方もいらっしゃるのですが、彼はそんなこと一切なくてサーフボードマニアですね。
サーフボードのオーダーも出張中でも絶賛受付中。可能な場合はシェイパーにも話してオーダーしますよ。
オーダーフォームはこちら
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ということで、また続きます。。。
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