忍者ブログ XTRサーフボードジャパン /O Side Surf- サーフィンブログ XTRを修理するだよ!
カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
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サーフィンを愛する皆様、お元気ですか?

前回はなんだかタイトルと本文が一致しなかったのですけど、今回こそはXTRの修理について。

XTRの修理って難しいの?と思う人がいますが、それは難しいし・難しくないのです。必要なことは、正しい知識・そしてXTRエポキシに開発された材料(特に樹脂)を使うこと。そうすれば、圧倒的に綺麗に、強度があふれ、そしてボードをきちんと直してくれます。
  1. 修理には絶対にエポキシ樹脂を使うこと。XTRの色合いとあわせて、白く直したい場合は、XTR専用樹脂を推奨。通常のPU用の樹脂を使うとXTRフォームが溶けます!
  2. 樹脂の配合比は確実に守ること。そうしないと、樹脂が固まらないことがあります。ポリエステルは樹脂にカタリストを入れて、ゆっくりと分子を形成していくので、カタリストが多少多くても少なくても固まり易いですが、エポキシは配合比が大きく異なると、完全に固まらないことがあります。サーフボード用のエポキシ樹脂の配合比は、通常は2:1の配合比が多いようです。
さてさて、今までMr.XTRのJavierにいろいろ教わり、XTRのファクトリーで見よう見まねで技も学び、そして修理も効率的にしたいということで、3年前から自宅にパワーツールも導入しました。そのキーなるパワーツールがこのmilwaukeeのサンダー。グレードは最高レベル。そして回転調整も出来ちゃうプロ必須サンドマシーンです。

6078-lg.jpg

と格好いいこと言いましたが、実はこのパワーツール案外扱いが難しい。というかパワーがあり過ぎて、慣れないと削らなくても良いところも削っちゃうのですよ。

今回も、調子よくギューンギューンとやっていたら、横のレールをガッツリ削り過ぎてしまいました。まだまだ未熟な感じというか、全然腕が上がっていない今日この頃。もっと練習しないと駄目ですね。

047.jpg

そんなこんなで、苦戦していたら、前に住んでいるスケーターの高校生が近寄ってきて”ねえ!シェイプとかやるんですか?”と聞いてきた。そういえば、以前もそんなことで2回ほど全然知らない人が家のガレージに来て、訪ねてきたっけ。

US(たぶんカリフォルニアが多数)では、ガレージシェイパーという言葉があるくらいだから、たぶんガレージをつかってシェイプをしている人も多くいるでしょう。だから、皆サーフボードがいっぱいあるガレージや、そこでパワーツールを使って修理やサンディングしていると、興味を持って来るのでしょう。

ということで、XTRの修理でした。また機会があれば取り上げましょう。
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栗田祐紀
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専門職
趣味:
読書、旅行
自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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