忍者ブログ XTRサーフボードジャパン /O Side Surf- サーフィンブログ SP2
カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
[2782]  [2781]  [2780]  [2779]  [2778]  [2777]  [2776]  [2775]  [2774]  [2773]  [2772
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

SP2

いつもお世話になります。O'Side Surfです。常により優れた企業となるべく、弊社は取引先のメーカーも優れた人物がいる場所のみを厳選させていただいています。

そうすると、そのポジィティブな姿勢がお客様にも伝わるからです。

昨日Robertさんと話していたら、



私達のサービスのゴールは取引のあるお客様の100%の満足だ

と言っていました。私達もそんな素晴らしい企業姿勢を見習って今日の1日頑張るぞーと思っていました。

そんな中インプレを書いてみました。手に入れてから結構このボード乗っているので正しいインプレと思います。

Shi-Phi2の【弊社スタッフのインプレ】
レベル中級

Tomoサーフボードサーフボードカタログ

 このボードで大き目の波から、小ぶりのクリーンな波まで多く乗ってみました。EVOと比べると、レールのボリューム感は明きからにすっきりしているので、FireWireのポイントノーズのSci-Phiの流れをくむレールフォイルと感じます。ボトムにはEVO系のノーズ下からテールに入るダブルのチャンネル+テール4チャンネルを持つボ―ドです。

レールがすっきりするのでEVOを持っている人は、浮力とパドル力をキープする意味でもEVOより少し厚めにしたほうが良いと思います。センターの厚みだけでカスタムすると、かなり薄くなってしまう(ですが、薄いボードが好きな方はそれでも良いかもしれません)のです。自分の所有のEVOと全く同じサイズでSP2を作ると、EVOのほうがSP2より1.5Lくらい浮力が多くなるので少し厚めのSP2が私は好きです。

自分のSP2はEVOよりセンターの数値は1/8”くらい厚いけど全然レールはすっきりしているので、パドル力&浮力が上がっていて、浮力感も気に入っています。

このレールについては、EVOとSci-Phi2(以後SP2)とは、ボードのデザインが違うのでどちらのレールシェイプが優れているとかはありません。それぞれのボードに合ったフォイルを、シェイパーのTOMOがセットアップしてるので、このようになるのだと思っています。

最初乗った際にはTriフィンだったのですが、私はもともとTriのボードは好きではないのであまり好みではありませんでした。EVOであってもほぼ4フィン+1で乗っているし、Triのボードは最近ではWD3のみで乗っただけであるからでしょう。

今は以下の写真の組み合わせのRobertsフィンのMediumのフロントと、375 Quad Rear4フィン+Nubstar Pivot(Nubstarの小さいほう)が自分の好みです。安定感とQuadフィンのルース感と速さを両立していると感じるフィンセットアップです。

Tomoサーフボードサーフボードカタログ

パドルした時からEVOとの違いが分かります。ノーズエリアとテールエリアの絞り込みとリファイン(ボードを薄くすること)の適度さが良く、とても動きそうなパドルのフィーリングです。実際は自分のEVOより3インチくらい長くしているSci-Phi2ですが、自分のベストは2インチくらいかな?とも感じますが、乗っていて全く違和感が無いのでTOMOボ―ドの優れているところを感じています。

乗ったフィーリングですが、EVOはボードの下とレール部分から浮き出るような浮力を感じる乗り味なのに対して、こちらはセンターに浮力があるけど、レールはすっと入るようなフィーリングです。急なターンもややこちらのほうが得意と思いますけど、ドライブ感はEVOのほうが上(同じ波で比較したら)と感じました。

私はこのSP2は、質の良い波専用ではないと感じています。走り出しが良く、テイクオフが速いので腰くらいのちょっと熱い波でも十分走ります。ですがEVOと2本持ちですし、長さをEVOより出しているので、私は

”小波~中波グロベラー”=EVO

”腰から頭半系オールラウンド”=SP2

と使い分けしています。同じようなノーズシェイプ(とアウトライン)に見えますが、実際はSP2のほうがノーズとテールが絞られているのが分かり、そしてレールもすっきりなのです。乗り味も違います。

個人的には1本しか持たないのであれば、もともとボリューム感のあるボードが好きな私なのでEVOのほうが好きですが、SP2に乗るとそのEVO違いと走りの感覚にまた酔いしれてしまってどちらも捨てがたいボードと感じます。すっきり目レールが好きな方は、好みは私と逆になるかもしれません。


SP2に乗ってEVOに乗るとその良さがわかり、EVOに乗ってSP2に乗ってもまたSP2の良さがわかります。1つのデザインしか知らないとモノトーンな感覚になりますが、2つを比較すると各々のデザインの特徴が分かってきます。サーフボードデザインの深みにどんどんとはまりそうです。

PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
栗田祐紀
性別:
男性
職業:
専門職
趣味:
読書、旅行
自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
最新記事
最新TB
バーコード
ブログ内検索
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]