カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
TOMOサーフボードの新型デザインのHydronautのインタビューがアップされました。
TOMOサーフボードは、通常仕事で活躍されているビジネスアスリート系サーファーにぴったりのデザイン。日ごろ良く仕事をして、そしてサーフィンも好きという方ですね、ビジネスアスリート系サーファーとは。
ちょい楽なのに、パフォーマンスは超未来系のボードで、すべてTOMOボードのXTRへ変えている方すらいるくらいです。
このボードはHydronautというモデルです。このボードを何年かリファインしています。モデルのコンセプトは、波が本気になった時(つまり波にパワーがある時)ように最大に活躍するということです。これは波が本気になった際の最高のベストボードと言えます。
自分がタヒチで通常のポイントノーズ&ピンテールのステップアップボードを使っていたのです。確かにテイクオフをしてきちんと波には乗れましたが、ボードが長いために、ターンの反応が遅く、ノーズエリアが引っ掛かってしまう(そしてパーリングをする)と感じていました。従来の考え方のセミガンは、自分にとってビックウエーブでは理想的なデザインとは感じませんでした。
自分の感覚では、トラディショナルなセミガンのような細くて長いノーズシェイプより、Nanoのようなノーズシェイプのほうがレイトテイクオフも得意なのはわかっていました。ですので、最初はNanoのノーズにピンテールを合わせたデザインを作りました。
これを更にリファインして、ノーズはこのHydronautのような”トーピード”ノーズシェイプにしました。そして、ロッカーと強調する優れたデザインである、ノーズからテールエリアにかけてのチャンネルを入れました。
このセンターに入るチャンネルが、ボードにスピードとリフト(ボードが浮く)を与えてます。これはまるで車のターボチャージャーを、サーフボードに搭載しているかのようなものなのです。このチャンネルは黄金比を生かしながら、どんなサーフボードのタイプ(それが小波用であれ、大波用であれ)にも応用できます。
そして、スピードだけでなく、そのスピードをコントロールする操作性やグリップ力も(スピードと相反する要素ですが)兼ね備えています。これこそ、未来系の先進的なデザインなのです。
これは私が開発してきたMPHのデザインを、従来のトラデショナルなボードに応用している新しいハイブリットMPHとも言えます。このデザインの応用が、トラデショナルデザインの性能を更に上げると確信(そして自分では体感)しています。
更には映像の後ろにある2本のボードと映像後半に出てくる、最後に渡されたトラデショナルな形をしたポイントノーズ+ピンテールのボードについて解説しましょう。これらのボードは、Stu Kennedyのハワイの試合用のボードとなります。ボードは、Hydronautに単にノーズを足したものです。コンセプト&デザインはHydronautなのですが、コンテストの際にはジャッジが好む形(つまりノーズが尖っているボードのほうが受けが良い)にしています。
私(Daniel Thomson)は、トラデショナルなボードではなくもっとスクエアーなMPHのデザインこそが最高と感じます。サーフボードで機能に関係の無いところは、私の考えるデザインとしては必要無いからです。ですが、コンテストでは見ているジャッジは、ボードの形に偏見というか好みがあります。通常のポイントノーズのほうが、コンテストで点数が出る傾向があることも否定できません。
ですので、試合用のボードはこのように、ジャッジが好むトラデショナルなボードの形にすることもあります。ですが、機能性は損なわないようにしているのが鍵です。
TOMOサーフボードは、通常仕事で活躍されているビジネスアスリート系サーファーにぴったりのデザイン。日ごろ良く仕事をして、そしてサーフィンも好きという方ですね、ビジネスアスリート系サーファーとは。
ちょい楽なのに、パフォーマンスは超未来系のボードで、すべてTOMOボードのXTRへ変えている方すらいるくらいです。
【DanielによるHydronoutのデザインコンセプト解説要約】
*これは内容を英語から日本語に訳し、そしてシェイパーのDanielと交流が直接あるXTRサーフボード社のスタッフのDanielとの直接的なコミュニケーションから作成しています。ただ単なる日本語訳ではありません。
このボードはHydronautというモデルです。このボードを何年かリファインしています。モデルのコンセプトは、波が本気になった時(つまり波にパワーがある時)ように最大に活躍するということです。これは波が本気になった際の最高のベストボードと言えます。
自分がタヒチで通常のポイントノーズ&ピンテールのステップアップボードを使っていたのです。確かにテイクオフをしてきちんと波には乗れましたが、ボードが長いために、ターンの反応が遅く、ノーズエリアが引っ掛かってしまう(そしてパーリングをする)と感じていました。従来の考え方のセミガンは、自分にとってビックウエーブでは理想的なデザインとは感じませんでした。
自分の感覚では、トラディショナルなセミガンのような細くて長いノーズシェイプより、Nanoのようなノーズシェイプのほうがレイトテイクオフも得意なのはわかっていました。ですので、最初はNanoのノーズにピンテールを合わせたデザインを作りました。
これを更にリファインして、ノーズはこのHydronautのような”トーピード”ノーズシェイプにしました。そして、ロッカーと強調する優れたデザインである、ノーズからテールエリアにかけてのチャンネルを入れました。
このセンターに入るチャンネルが、ボードにスピードとリフト(ボードが浮く)を与えてます。これはまるで車のターボチャージャーを、サーフボードに搭載しているかのようなものなのです。このチャンネルは黄金比を生かしながら、どんなサーフボードのタイプ(それが小波用であれ、大波用であれ)にも応用できます。
そして、スピードだけでなく、そのスピードをコントロールする操作性やグリップ力も(スピードと相反する要素ですが)兼ね備えています。これこそ、未来系の先進的なデザインなのです。
これは私が開発してきたMPHのデザインを、従来のトラデショナルなボードに応用している新しいハイブリットMPHとも言えます。このデザインの応用が、トラデショナルデザインの性能を更に上げると確信(そして自分では体感)しています。
更には映像の後ろにある2本のボードと映像後半に出てくる、最後に渡されたトラデショナルな形をしたポイントノーズ+ピンテールのボードについて解説しましょう。これらのボードは、Stu Kennedyのハワイの試合用のボードとなります。ボードは、Hydronautに単にノーズを足したものです。コンセプト&デザインはHydronautなのですが、コンテストの際にはジャッジが好む形(つまりノーズが尖っているボードのほうが受けが良い)にしています。
私(Daniel Thomson)は、トラデショナルなボードではなくもっとスクエアーなMPHのデザインこそが最高と感じます。サーフボードで機能に関係の無いところは、私の考えるデザインとしては必要無いからです。ですが、コンテストでは見ているジャッジは、ボードの形に偏見というか好みがあります。通常のポイントノーズのほうが、コンテストで点数が出る傾向があることも否定できません。
ですので、試合用のボードはこのように、ジャッジが好むトラデショナルなボードの形にすることもあります。ですが、機能性は損なわないようにしているのが鍵です。
貴方の次なるステップアップボードとしていかがですか?
Hydronautの詳細はこちらPR
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栗田祐紀
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専門職
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読書、旅行
自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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