ですが、ここまで詳細を書いてあるサイトは世界でXTR Surfboards Japanのみだと思います。つまりワールドプレミアーと勝手にさせていただきます。
爆発的な走りと、驚きのターン性能を持ち合わすシェイプ理論を生み出しているTOMOデザイン。シェイパーのDaniel ”TOMO” Thomsonの新しいコンセプトのボードがこのSci-Phi2です。
このボードデザインは、あのStu KennedyのWSLでのGold Coastで使い3位になり、WSLのコンテストでも結果を残しているSci-Phiモデルからの派生形ボードです。Sci-Phiは先が尖ったポイントノーズですが、こちらのSci-Phi2はカットオフノーズとなります。
ボードのコンセプトは、”ハイパフォーマンス”フィッシュ”。通常のポイントノーズのパフォーマンスをキープしながら、フィッシュボードのスピードを体感させるデザインです。
ボードはストレートなアウトラインを持つ、実績と信頼があるTOMOのMPH(モダンプレーにングハル)デザイン。それに、特徴的なダブルウイングバットテールを合わせています。このテール形状は
①2つのウイングが、水のリリースポイントとなる
②バットテールがレールラインを短くする
③ダブルイングが、広いテールをプルインする
というデザインです。
すべては、ストレートなアウトラインを持つボードのターン性能を上げるためのものです。これだけ広めのテールでありながら、ハイスピードなターンでも&波にパワーがあってもテールが確実にホールドして、ボードのコントロール性が抜群です。どんなに踏み込んでターンをしても、テールがスライドせずにしっかりと足元にホールド感があることが感じられるでしょう。
また、まさにTOMOボードの真骨頂ともいえるボトムデザインにも注目です。ボードのセンターからテールまで入る2Hullチャンネル+4チャンネル+が、更なるスピードとコントロール性を生み出すことが可能となりました。
まずはボードのセンターエリアからテールエリアまでのチャンネルについて解説しましょう。これは、黄金比を使った2チャンネル(TOMOはHullチャンネルとも言っています)がデザインされています。
センターに入っているHullチャンネルは、ボードのスピードと繊細さ(ボードの反応&コントロール性)を上げる効果があります。水の抵抗を極限まで無くし、ボードが浮き上がる効用も出します。
まるでパウダースノーの上を滑っているような滑らかさをと、レールに荷重した際の反応の良さを生み出す革新的なボードのコンケーブデザインとなるのです。
テールエリアには、その2チャンネルの中に、さらにはテールにはダブルウイングバットテールと同調するようにデザインされた2チャンネルが入ります。つまりテールエリアには4チャンネルとなっているのです。テールに入る4チャンネルは、ボードのスピードを上げながらもテールのグリップ力を増しています。
それが、彼が10年以上もかけて考案したロッカーラインと結びつきます。すべてのデザインコンセプトが結びつき、まさにほかのボードでは絶対成し遂げることが出来ない超未来的なボードを生み出したのです。
レールは同じ厚みのEVOよりはすっきりしますが、ポイントノーズバージョンのSci-Phiよりはボリュームをほんのり増しています。より、ユーザーフレンドリーに、そして波のパワーが多少弱くてもレールが引っかかることが無く、それでいてコントロール性も出せるようになっている絶妙な仕上げです。
これに乗ったら、もう通常の尖ったパフォーマンスボードにはもう乗れないという方が続出のボードとなります。細いパフォーマンスのようにスピードを出すことに努力することはありません。ピュアーなスピード感と、マジックカーペットに乗っているような乗り味を堪能ください。
サイズは最近流行りのショートボードより-7インチ、幅は同じくらい、そして厚みはちょい増しを推奨します。または、パフォーマンスボードと同じようなCL値か、0.5L前後くらい増しても良いです。短めに乗るサイズNO①です。
そして短いのはちょっと・・・とか、EVOを持っていてこちらのSci-Phi2は長くしてよりパワーのある波に合わせるために区別をはっきりしたいという方向けのサイジングNO②もあります。奥が深いデザインで、何パターンかのサイジングが出来ることもこのボードの優れた点となります。
また、少し余裕を持ちたい方は、上の推奨のサイジングより1から2段階くらいサイズアップしても、そのボードの素晴らしさを体感(楽に乗れながらも、それでいて動かせるボード)出来るでしょう。
また、プロダクションボードと異なり、XTR素材はハンドメイドのカスタムボードでもあります。ですから、お客様の好みに合わせてのカスタムも可能です。世界でも数少ない、シェイパーのDaniel Thomsonとの直接のコミュニケーションが出来る弊社にアドバイスはお任せください。きっとあなたのドリームボードはここにあります。
そして、あの世界NO1のCIサーフボードからこれまた強力なNewモデルが発表されます。
なんとあのボンザーボトムに貢献したCampbell兄弟のリアルなデザインを生かしたCB/CIのコラボレーションボード。
ここだけの話、上のようなパフォーマンスボンザーともう一つのタイプのボンザーが・・・あるかもしれません。CIのシェイパーに実際聞いた話。
そしてロゴにも注目ください。あのCIのHex Logoとあのキャンベルブラザーズのロゴですよ。これはかっこよすぎです。
これも超楽しみですね。
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