忍者ブログ XTRサーフボードジャパン /O Side Surf- サーフィンブログ Rooster 入荷
カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
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さて、我々一般サーファーが過ちを犯してしまうボードチョイス。それは小波系だけでなく、波が大きくなった際にも当てはまります。

一般に波が大きくなったり、パワーがあると簡単に

”ボードを薄く細くして(CLを落として)、コントロール性を上げる”

ということをいう方がいます。

実は私たちアベレージなサーファーにとって逆です。波が大きくなったりパワフルになると、原則ボードのCLはアベレージウエーブのハイパフォーマンスボードより必ず増やします。減らしてはいけないのです。理由は様々ですが

①波が大きくなると水流のパワーが増す
②波が大きくなると波のスピードが速い場合が多いのでテイクオフを早める必要がある
③ドルフィンもきつくなるので、パドルパワーが無いとアウトにも出れない。アウトに乗って波に乗ってもインサイドからアウトにまた出る必要があるためにパドルがすぐ疲れる

③のドルフィンについては波が大きいと浮力があるボードはドルフィンがしずらいという話を聞きます。

ですが、極端な話ショートボードで自分の体重の55%以内くらいに収まっているボードであればドルフィンはそれほど辛くないはずです。辛い場合はごめんなさい、ドルフィンの技術を磨きましょう。

究極の例を出すと、プロサーファーでワイメヤベイやマーベリックスでのボードの浮力とか厚みとかは半端ではありません。厚み3インチ以上なんてものもざらです。すべて大きな波にテイクオフするためなんですね。

反対にジェットスキーで引っ張られれて巨大波に乗るTow-Inは2インチ以下の厚みボードもあります。それはTow Inボードがパドルによるテイクオフを一切する必要が無いからです。

と前置きが長くなりましたが、私たちが大き目やパワフルな波に乗る際にはCLを増やしていてそれでいてデザインを工夫したサーフボードが必要です。

世界の優れたサーフボードデザインナー達は、浮力を上げながらも、我々一般サーファーが乗りやすく、ボードのコントロール性能も上げる素晴らしいデザインを持っています。単にボードを薄くてCLを落とすだけでコントロール性を上げるというような小手先デザインではありません。

その究極系の1モデルがこのRustyのRoosterなんです。








栗田も波がそれなりの時にはこのボード愛用しています。膝波でも乗れないことはありませんが、やっぱり腰以上が楽しいボードです。
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プロフィール
HN:
栗田祐紀
性別:
男性
職業:
専門職
趣味:
読書、旅行
自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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