忍者ブログ XTRサーフボードジャパン /O Side Surf- サーフィンブログ EVOに入るチャンネルの理論と、テクニカルChippa(And Peter D)
カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
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こんにちは。

さて、M様は弊社のボードを多数ご愛好いただいていますが、今回はこれ!



Daniel "TOMO" Thomson ×EVO×XTR素材ハンドメイド

です。彼の手による素晴らしいオーラをもつ1本。驚愕のスピードに酔いしれてくれるはずです。

EVOはこのチャンネルが特徴なんですが、なんでチャンネルがあると速いかというと、それはハイドロダイナミクスという理論で


”広い場所から狭い場所に流水があると、その狭い場所では水が速く流れる”

という理論からなんです。有名なベルヌーイプリンスパルですね。例えばパイプを考えてください。太いパイプから、狭いパイプに水が流れているとします。その太いパイプの流れスピードは遅く、狭いパイプの水のスピードは速いのです。そして水が速く流れる場所のプレッシャーは下がるのです。

これはエアロダイナミクスにも当てはまります。視点を変えて理論を使うと野球で言えば、なぜカーブボールは曲がる(または落ちるように曲がる)かも説明できます。

ですが。エアロダイナミクスは空気。ハイドロダイナミクスは水なんですね。水と空気はその粒子の大きさが違うので、ハイドロダイナミクスとエアロダイナミクスをごっちゃにすると、サーフボードはうまくデザインできないんですよ~。

チャンネルのベーシックな考え方はこんな理論に支えられています。こう考えると、数学とか理科って面白くありませんかね~?学校の授業は役に立たないって言っておられる方もいますが、そうではない気もします。新しい視点を与えてくれるきっかけになる(先生が良ければですよ)んです。意識して使える知識と、なんとなく知っていて使える知識の差は大きいのではないかとも思いますし。

難しい話はここまでにして、さてこちらは世界トップのエアーテクを持つChippa Wilsonと、XTR素材も愛するPeter Dのカナダでのライドです。最後のチューブは波が半端ありません。






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栗田祐紀
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読書、旅行
自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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