そして、これは素晴らしい乗り味だ!と栗田が太鼓判を押すNew Technology素材について、アップしました。
すべてのRobertsシェイプにアップグレード可能です。
こちらのフォーム構造の価格は現在はキャンペーン価格で
149,800円(3フィン FuturesまたはFCSⅡ)→146,800円(税・送料込み)
154,800円(5フィン FuturesまたはFCSⅡ)→149,800円(税・送料込み)
です。5000円ほど、プロパー価格よりお得になっています。
先日クロネコヤマトさんのほうからサーフボードの送料が6月19日より上がると通達がありました。
もちろん弊社も限界まで頑張りますが、何があるかわかりませんので価格が上でやっているうちに、この最新素材がオーダーできるのは今のうちかもしれません(ですが、弊社の努力次第で価格は据え置けるようになれば・・・とも思っています。)
【シェイパーのRobertによる解説&要約】
これが私達が考え出した最新ボード構造のRFT-Dual densityです。RTFシリーズ素材で、2つの密度を持つフォームを使ったフレックスコントロールテクノロージーを持つマテリアルとなります。
Robertsサーフボードは、長年
・ストリンガーレス
・エポキシ
・カーボン
を使った、フレックスコントロールを駆使したボード素材を考案してきました。このRTF Dual Densityは、フォームに2種類の密度を持つのが最大の特徴です。センターエリアは密度が濃いフォームの幅を広く、ノーズとテールエリアは密度が濃いフォームを狭くしています。この高密度素材の幅を変えているために、相対的にセンターエリアのフレックスを抑制し、ノーズとテールエリアのフレックスを高めるという効果があります。
ボードの理想的なフレックスについてお話をまずはしましょう。
サーフボードは、スピードを出すために必要なセンターエリアのフレックスを抑制し、テールとノーズ(特に水の抜けるテール)はフレックスを豊かにするのが理想的です。
スピードを生み出すセンターエリアが柔らかすぎると、前足荷重でボードに圧がかかると、ボードが下方向にしなりすぎてしまい、コンケーブの形が変わってしまいます。またサーファーが前足荷重すると、サーフボードがプッシュされ過ぎてしまいボードがもとに戻るのが遅くなるので、スピードが遅くなってしまいます。逆にテールエリアが硬いと、優れたターンに必要なフレックスが得られませんので、テールエリアはしなりが必要なのです。
このRFT Dual Density構造はスピード出し、優れたターン性能を得るために理想的なフレックスパターンを持つのです。
そしてRFT Dual Density構造は、オンショアコンデションのような波がガタガタしているチョッピ―コンデションでも安定した性能を発揮します。従来型のエポキシボードは、ボードが軽く、面が整ったコンデションでは良いですが、面が荒れると、ボードにその面の振動が伝わって調子が悪くなります。軽くて調子が良いけれど、西濃を発揮する場面が限られるのが欠点だったのが従来型のエポキシです。
このDual Denstiyフォーム構造は、ガタついた波からサーフボードに伝わってしまう振動を、センターに配置してある高密度フォームがまるで高性能サスペンションのように吸収します。ですので、チョッピ―コンデションであってもボードが揺さぶられることなくしっとりとした安定性の高い性能を発揮するのです。
そしてセンターの高密度エリアは、強度が高く、凹みも付きにくいという利点も生み出しています。ボードのデッキにはハイエンド高級素材のXクロス+6OZクロスを使い耐久性を上げていて、通常のEPSなどよりも明らかに凹みなどはつきません。
乗ってみてすぐにわかる素晴らしい性能です。フレックスがあり、ボトムターンのたびにスピードが加速し、トップでの切り返しの反発も高く、そして柔らかい乗り味で、そして何より乗って楽しさが得られる高いエンジニアリングを施したサーフボード構造です。
【RFT Dual Densityによるシェイパー本人のライド画像】
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