こんにちは。
さて、最近ボードには
CL値
という数値が示されるようになりました。これはボードの容積(体積)となります。
体積は何で重要かというと、サーフボードで一番大切な項目のひとつの浮力に関係するからです。
浮力は簡略化して書くと
・体積×1/軽さ
で決まるので(アルキメデスの法則)、自分のボードの体積をコントロールすることこそがいいボードに出会う秘訣です。
だいたいの体積の目安は体重比率で
35%前後=世界のトッププロサーファー(CT選手)
36~38%=プロアマチュアトップ選手
38%~=ローカルスタンドアウト
40%~45%=一般サーファー
45%~55%=楽をしたい人
という感じになります。弊社にボードをオーダーしに初めて来られる方は、かなり攻めすぎな数値の方が多くいらっしゃいます。だけど、自分に適正なデザイン・サイズにすると、皆さんびっくりしてしまうのです(いい意味で)。これが世界のサーファーの標準だったのか~!と
弊社は週末サーファーだったら最低でも体重の40%前後の体積のボードを推奨します。もちろん個別の差はありますが、浮力はあっても基礎がしっかりしていればうまくターン出来るのです。
先日Oceansideで行われた女子QSの試合で優勝のSage Erikson(CIサーフボードライダー)は体重が61kgくらいで24.9リッターのボードを使用していました。
比率は40.8%
です。女子のトップ選手だって40%あるのだし、一般サーファーも結構あっても浮力は多すぎませんよ。
ちなみにアマチュアの世界チャンプのJavierは40~42%くらいのボード使います。世界3×チャンプのFanningは自分の体重の36~37%のボードです。
どうぞご参考ください。
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