本日は
どうして波がこんなに小さくなっちゃうんだろう?
というくらい昨日よりもサイズがダウン。朝方はまだちょっと出来ました。今は強風によりサーフは厳しい感じ。夕方は少し風が収まり、なんとかかんとかファンな波もありました。こんな小さな波だったら動きとパドルのバランスが高いボード、そしてコンケーブデッキによる明らかに優れたコントロール性を誇る
Dragon CD
です。
明日から3連休です。弊社も多くのお客様が起しいただけるようで、お客様にお会いできるのを楽しみにしています。風はクリーンなんですが、波は小さそう。フィッシュ系が活躍に違いありません。
USでは、Epoxy Proが新しいトラクションを開発していました。うーん、これはかっこいいデザインだ。弊社にも入荷しますので、またお楽しみに。
こちらは、Javierがシェイプを教えているという番組の撮影現場。
そして、栗田は彼の腕はカリフォルニアでもトップクラスだと信じて疑わない
David Barr
さん。地味なんですけどね、素晴らしいシェイパーです。
お店のほうはというと、人気のRobertsのDiamond Fishが売れてしまったので、またストックオーダーをしておきました。
Diamond Fish 5'4” 55~70kgくらいのサーファーへ
栗田が考える、究極のオールラウンドボードのひとつの
Modern 80s' 5’7” 55~65kgくらいの体重推奨
もストック予定に入れておきました。
さて、先日アップしたHydro Flexのファクトリーツアーの訳(一部は日本の方へわかりやすくするために向けに変えてあります)をアップしました。
Hydro Flex, LLC・・・革新的な素材を扱うスペシャリスト軍団
世界でも屈指のサーフエリアと言われている、カリフォルニアのサンディエゴ・・・そこは屈指のサーフボードビルディングコミュニティーでもある。そのエリ アには多くのシェイパーやフォーム工場、グラッシング工場が密集する場所だが、その中心エリアにHydro Flexの工場がある。
Hydro Flexは、従来のボード素材よりも、すべての面で高い性能を出す素材を作りたいという要求によって設立された。通常のPU素材は使用とともに、サーフ ボードの性能で大切なその新品時のフレックスや反発が失われる。プロサーファーがピカピカの新品ボードを試合で使うのは、このPUサーフボードの寿命のた めだ。また、従来のPUでは使用による剥離というのも、サーファーの頭を悩ませる事項であった。安価に早く作れる素材がPUだが、それゆえに欠点も多くあ る。
Hydro Flexでは、その2つのPU素材の問題は大幅に改善する画期的なサーフボード素材製法を編み出した。それが、バイオ工学の理論を応用した”3Dラミネーションテクノロジー”だ。
その素材・製法を考案したのが、ドイツ出身のMad Scientist、Hydro Flex開発者のRouven “Bufo” Brauers(通称ブッフォ)だ。彼は、従来のPU素材のサーフボードの製法に1990年代からすでにに見切りをつけて 、サーフボード素材に革新を起した。
バイオ工学の知識を生かしたこの工法は、強度・軽さ・フレックスと3拍子揃った優れた製法。8年間のトライ&エラーを繰り返しながら編み出したこの製法は、”Hydro Flexテクノロジー”の核となる。
Hydro Flexでは、常に新しい素材・アイデア・サーフボードをテストしている。新しいフォーム・グラス・樹脂・カーボンファイバー、シェイプなどなどをシェイパー・ライダー・工場が一体となって開発を繰り返しているのだ。
Hydro Flexの工場は、南カリフォルニアでも波がコンスタントに割れ、そしてさまざまなタイプのブレイクがいたるところにあるOceansideにある。ここの海から車で数分のすぐそばにファクトリーを構え、毎日のテストにも余念が無い。
朝にボードテストをして、昼にミーティング。次の日に、すぐに新しいボードのテストも出来る絶好のロケーションである。より良いサーフボードを生み出すために、海に入るサーファーの視点に立ち、サーファーのためのボードビルディングをモットーとしている。
研究&開発の他に、毎日カリフォルニアの超一流シェイパーのボードをHydro Flexのお客様のために製作するのもHydro Flex社の日課だ。巨大なSUPから、5フィートくらいのミニボードまで世界中に散らばるHydro Flexの愛好者のために、シェイパー・グラッサー・ラミネーターが日々の仕事・努力を重ねている。オーダーを確実に受け付ける、営業担当・また経理担当 者も、
すべてはお客様のために!
という会社のモットーを胸に、誇りを持って仕事にあたっているのだ。そんな彼ら、彼女らの一面を紹介しよう。
上の写真のSandy(サンディー)は、Hydro Flexのオフィスマネージャー。経理・オフィスのオーガナイズ・受付・そしてすべての業務が効率的に動くように、オフィスの総括をする。彼女のHome BreakのSwami'sでは、彼女が優雅にサーフィンしているのも見られることだろう。
工場併設のサーフボードデモセンターでは、Hydro Flexのさまざまな素材・シェイプを試すことが出来る。
カリフォルニアから、ヨーロッパーまで素晴らしいシェイパー達が、Hydro Flexテクノロジーを利用する。
さて、Hydro Flexマジックボードが生み出される工場の中を見てみよう。
グラッシングの工程を待つ、数多くのボード。すべてのHydro Flexでは、ハンドで仕上げるカスタムシェイプ&デザインボードを取り扱う。規格サイズの型に入れて作成するモールドボードを使っているのではない。顧客のスペックに合わせた、カスタムメイドデザインだ。
ストックボードですら、そのエリアの波質・サーファーの好みなどにあわせて作られているので、ストックボードもカスタムメイドと言える。
ハンドシェイプされたボード。グラッシングを待っている。
Leo(リオ)がボードにファイバーグラスを配置する。彼はカリフォルニアのサーフボード工場界では知られている、屈指のラミネーターだ。
Joe(ジョー)がホットコートをしている写真。彼はFirewireでもプロダクションマネージャーを務めていた。
カーボンとケブラー素材を使用したミニボードの最終工程を行う。Hydro Flexでは常に新しい素材をテストしている。
最終のQualiti Controlを経て、ショップへ送られる前のHydro Flexボード達。
ヘッドオフィスでは、CEO(最高経営責任者)のRich(リッチ)がすべての工程をまとめ上げる。
Richの個人的ボード。時間があれば、常に海に入り製品のテストを自ら行う。
Talk to you soon!
Your Hydroflex Team
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