XTR/Hydro Flexサーフボードジャパン - サーフィンブログ CI Twin
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こんにちは。

さて、日本一細かな説明(自己申告ですが)という弊社のCIサーフボードページ。本日CI Twinをオーダーされた方がいらっしゃったので、そのCI Twinの更なる情報を書きました。さっきやってみたので誤りがあれば、後日訂正します。

【シェイパーのBritt Merrickの解説要約】
*解説&要約なので、すべてを英語から日本語に訳しているわけではありません。要点をつまんで記載しています。



新しいTwin Finモデルについてご紹介します。

 

このボードには開発されるまで長い歴史があるのです。

 

まずこのボードをシェイプするきっかけになったコンテストがあります。このモデルの原点はあるシェイプ&コンテストの企画でした。

 

カリフォルニアでは有名な、コズミッククリークコンテストの”クリエーター&イノベータ―部門”で、シェイパー達がレトロインスパイヤ―バージョンボードをシェイプし、そしてそれを実際にコンテストで乗るという企画からボードのデザインが始まりました。

 

CIサーフボードのデザイナーのBrit Merrick(Al Merrickの息子)は、ツインフィンが好きなので、ツインフィンをデザインすることにしました。Britはツインフィンのフィーリングが好きで、父であるAl merrickがシェイプ&デザインした、MTF(Merrick Twin Fin)を好んで乗っていました。だから、そのボードの進行形のボードを作りたいと考えました。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

その時Britはある友人が、ガレージセールでAl Merrickが1980年代に自分のためにシェイプしたレッドオレンジ色のTwin Fin(壁にかかっているもの)を発見したと言っていたのを思い出しました。今思うと、考えられないほどの掘り出し物です。

 

このAlのパーソナルボードは、南アフリカのShaun Tomsonがサンタバーバラに来た後にシェイプしたものでした。その時Shaun Thomsonは、Al MerrickにMark Richardsシェイプのツインフィンを見せました。それに触発されたAl Merrickは、彼なりのTwin Finシェイプ&デザインしました。これが後のMTFシェイプ(Merrick Twin Fin)となります。

 

そのMTFシェイプは、Tom CurrenやShaun Tomsonに多く愛されていた名作でした。シェイパーのBrit Merrickは、そのMTFシェイプから多くのインスプレーション(特にアウトライン)を受けて、新しいTwin Finのデザインを考案したのです。BritはオリジナルMTFの

 

”ロッカー”

”レール”

”フォイル(全体の厚みのバランス)”

 

をアップデートしたいと考えました。アウトラインテンプレートはオリジナルMTF(Al Merrickハンドシェイプのそれを)そのまま使っています(なぜならばそのアウトラインはとてもBritの好みだったからです)。

 

この新しいCI Twin Finは、MR Twin×MTF×モダンな要素を入れたBrit MerrickのTwin Finなのです。その深い歴史を感じる・体感することができるデザインとなります。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

MTFで特徴だったレールフォイルを、よりモダンにしました。厚めのものから、すっきり目にしています。具体的に言うと、繊細な動きを実現させるように、ややダウンレール気味にレールをシェイプしています。Twin Finはボリュームのあるボードなので、水に接するレールはより繊細なすっきり目にしたほうがよりコントロール性が増すからです。レールはダウンレールなので、通常のショートボードよりより落としを強めているように感じるはずです。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

ロッカーもより現代的にしています。昔のボードのロッカーは、エントリーロッカーが強かったのですが、それでは水がPushされてしまい、ボードも安定しません。このTwin Finはローエントリロッカー(弱めのエントリーロッカー)を使います。そして、センターエリア(胸のあたりからフロントフィンの前くらいまで)ロッカーカーブはフラット気味にしています。このエリアは、ボードに搭載されるエンジンとも評される部位で、ここが波のセクションでボードにスピードを与える重要な場所なのです。

 

このエリアのロッカーをかなり弱くしているので、スピードのノリがとても良いのです。そしてサイドフィンからテールエンドにかけては、ロッカーを強めにしています。ここがノーズから入って、センターをすごい勢いで流れてきた水をうまくリリースしてくれます。ですがここで工夫もあります。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

このテールロッカーのラインは、レールロッカーを強めているのであって、センターライン(つまりストリンガーライン)のロッカーは弱いです。デザインとも関係しますが、コンケーブはシングル(前側)~ダブル(サイドフィンエリア付近)~VEE(テールエンド)とスムーズに変化します。

 

つまりフィンエリアからテールエンドはセンターにはコンケーブを深く掘らずにVEEへとつなげるために、ロッカーラインが弱いのです。これはスパイラルVEEとも呼べるバレルVEEコンケーブです。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

このロッカーラインとコンケーブの組み合わせが、ボードに命を与えます。このTwin Finは乗ってみると、ボードがスピード感に溢れ、ドライブして、イキイキとします。

 

これはTwin Finであり、通常のトライフィンボード・クワッドボードとは乗り味が異なります。パフォーマンスフィーリングは入れていますが、やはりTwin Finなのです。ルースかつフリー、そしてTwin Fin独特のスピードフィーリングです。

 

乗ってみると、トライフィンやクワッドフィンボードとは異なるサーフスタイルになるでしょう。波へのアプローチや、乗り方もまた違ったものになるのですが、それがサーフボードの乗り味を理解しながら、体感して楽しむというものなのです。それがサーフィンのピュアーな楽しさなのです。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

フィンはこのTwin Finに特別にあしらえたデザインが付属します。Meriick Twinフィンと、センターのハンドシェイプ手作りのトレーラー用のフィンです。

 

私はまずはツインフィンのみで試してみることをお勧めします。ピュアーなTwin Twinのフィーリングが味わあるからです。そしてもしそれでテールが動き過ぎると感じたり、または少しパワーのある波や大き目の波に乗る際にはこの付属のトレーラーフィンをつけてみてください。これをつけるとテールが安定します。

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

CI(アルメリックデザイン)サーフボードカタログページ

 

私はこのボードがとても好きです。また、ユーザーやプロサーファーからの評価も上々です。ちなみにこのボードはDane Reynoldesのボードです。Daneは5’9”のTwin Finに乗ります。彼は通常は5’11”~6’0”のショートボードです。

 

だいたいオーソドックスなショートより2インチ前後短く、1/2”~3/4”幅広く、1/8”くらい厚目を推奨します。

 

素材はPUより圧倒的に強く、そして軽く、水を吸わないXTR素材。PU素材の1層巻きのような軽さと反応の良さに、3~5倍の長持ち強度を持つハイテク素材です。シェイプはAUSや南アフリカ、バリなどのライセンスシェイプでは無く、100%カリフォルニアシェイプ&グラッシングのCI本社製品となります。シェイプの良さに加え、長い間新品の乗り味も続くので、PU素材より圧倒的にお得です。XTR素材の正規品はリセールバリューも高く、トータルの価値の高さもあります。

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栗田祐紀
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自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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