今まであなたが体感したこと無い、異次元のパフォーマンスを引き出すRusty Hecklerが入荷しました。
これがモダンパフォーマンスフィッシュの究極とも言えます。ボトムに入るチャンネルがセクシーですし、その歴史ある理論がまさに
”コピー品では無しえない素晴らしい機能性”
を発揮してくれます。この点は賛否両論ありますが、弊社の考え(あくまでも絶対的な考えではなく、弊社の考えですよ)を書いてみましょう。
サーフボードは特に細部のデザインが難しく、見た目でのコピーや3Dスキャンしてもオリジナルなデザインにはなりません。優れていて洗練されたデザインは、長年のライダー・メーカー・それを購入してきた一般消費者との密なコミュニケーションによって生まれているからです。もちろん、それを作る国のサーフィン文化や、デザインを熟成させる土壌・歴史にも多くの影響を受けます。
こういったことは、すぐに真似が出来るものではありません。例えば世界中で活躍する、弊社もXTR素材で皆様に提供させているRustyサーフボードは、 歴史のあるサーフボードブランドの老舗です。
彼らのような世界でプレミアムと位置づけされているブランドと同じような性能の高さ、データーの蓄積などを行い、優れたサーフボードを作ることはすぐには出来ません。
つまり、その他の中国生産品サーフボードやサーフィン後進国のブランドが同じような性能を発揮するボードを作り上げるのは並大抵のことではないのです。
見た目をコピーすることはできます。ですが、見た目コピーだけでそのサーフボードの乗り味や、ちょっとしたところの差(これが大きな差になる)を成し遂げることは無理です。そして正統なやり方(つまりゼロから努力する)では、海外ブランドの何倍も努力しないと同じデザインを作り上げることは無理でしょう。
グローバルに活躍するブランドの何十年にも重なる歴史・そしてそこから来るブランドの深みがあります。繰り返しになりますが、見た目をサーフボード後進国が真似することは出来ます。
実際近隣の知的財産権の保護が軽視されている国で、有名ブランドのサーフボードが、見た目は一般人では全く分からないようにコピーもされています。また、知的財産権が重視されている国でさえ、3Dスキャンで一流ブランドのデザインを模倣しているところもあると言います。
ですが、先ほども述べたようにサーフボード先進国の培ってきたデザイン理論・素材の選び方・素材の組み合わせ方・ボードをテストするフィールド(つまり波質やコンデション・地域など)の広さ・サーフボードテストパイロットのバラエティー(世界トッププロからサーフボード工場の職人さん・一般の消費者など)などは、コピーでは当然すぐに成し遂げられるものでは無いのです。
ただし、その土地のサーフカルチャーやライダーの好み、そして波質から生まれているボードは、他の土地でも機能するのか?という疑問も生まれます。日本の波には、やはり日本発のボードデザインが一番という方もいらっしゃるでしょう。
日本に輸入されてくるカリフォルニアからのサーフボードの優れているところは、生産国だけでなくこの日本(実は日本だけでなく世界中で)でも確実に高い性能で機能して、そして受け入れられているということです。
もう少し皆様の生活に密着した例でも説明いたしましょう。例えば、日本にはガラケーという電子ガジェットがあります。そして、ガラケーは日本で重宝されている方もいます。スマートフォンのような機能はありませんが、必要十分な機能があり、ある人にとってはシンプルで使いやすいとう方もいらっしゃるでしょう。
ですが、このガラケーは欧州や米国マーケットでは受け入れらえません。その国の文化や生活環境にあわないからです。ですが、スマートフォンは海外のメーカーが企画したものですが、日本でも確実に受け入れられています。そして、日本でのスマートフォンでの一番人気のある機種は、ある海外発のブランドなのです。
海外でのサーフィン先進国で作られるサーフボードの優れたところは、まさにこれと同じです。海外での企画品でありますが、その優れたデザイン性や素材、そして性能により世界のどこでも受け入れられるのです。
もちろん各国にいるユーザーやライダーからのフィードバックを生かしてそれぞれの国に合わせた微調整を行っているところも特筆すべき点でしょう。それぞれの国の波質やサーファーの好み、そしてサーフカルチャーが異なる国でもアジャストしてくるそのデーターの蓄積や対応能力の高さが凄いのです。
と長々と述べましたが、そんなこんなでRustyのHecklerのデザインも熟成に熟成を重ねているのです。
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