忍者ブログ XTRサーフボードジャパン /O Side Surf- サーフィンブログ Hydronaut
カリフォルニアメイド中心の最新素材のサーフボードを取り扱うサーフショップのブログです。
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Hydronoaut(ハイドロノート)

 

 

ダニエルトムソン(Daniel Thomson)TOMO トモサーフボード

 

 

通常のオールラウンドショートでは対応が難しくなってくる大き目で波が掘れていて、パワーがある波。そんな波にベストに対応するMPHデザインがこのモデルです。

このボードは、シェイパーのDaniel "TOMO" Thomsonが掘れている波、例えばインドネシアのパダンパダンや、その他の掘れている波で使います。ハワイのパワフルな波でもプロサーファーらにテス トされていて、 素晴らしいフィードバックを得ています。

これはステップアップボードで、通常のショートボードより3インチ短く乗ってください。実際はオールラウンドボードとしても使えますが、掘れている波が理 想のコンデションです。またはご自分のパフォーマンスボート同じ長さにして、更なる巨大な波に対応するセミガンとしても使えます。フィンセットアップは3 フィンか5フィンを推奨します。

さて、このHydronautモデルをより深く解説してみましょう。このボードは、”スタンダードショートボード”からの単なる進化形では ありません。このボードは波が大きく、そして掘れている時でのベストボードのステップアップボードです。デザインとしては、通常のガンボードなどより 3~4インチ短く出来るシェイプを持ち、ボードのスイングウエイトを軽くしていてより取り回しが良くなるのです。

ノーズは、特徴的なTorpedo系のノーズシェイプを持ちます。これにより、波が大きな際にはMPHのカットオフノーズより安定したテイクオフを実現して、レイトテイクオフなどの際のパーリングなどのミスを効果的に防ぐことが出来るのです。

このボードの最大の特徴は全体のロッカーラインと、ボトムに入れられているコンケーブ+チャンネルです。ボードのノーズからテールまで、深 いシングルコンケーブ+チャンネルボトムを入れています。テールエリアにはそのコンケーブの中に、クワッドチャンネルを配置しました。このボトム形状に合 わせるロッカーラインを入れることにより、高いボードのコントロール性を発揮します。これは従来のチャンネルボトムのような、スピードのみが出て、ボード のコントロール性が悪いボードとは全くコンセプトが異なるのです。

このボードのボトムは、スピードを保ちながら波のオープンフェイスなどでの取り回しの良さを引き出します。コントロール性能が高いのですが、チャンネルボトムのスピード性能の高さは高められていて、

 ”スピード&コントロール”

のバランスが極限までに高められているのです。

私がプロデゥースしている革新的なMPHデザインと比較すると、よりノーマルなショートボードのアウトラインに見えることでしょう。但し、私の追及するところはノーマルショートボードデザインが進んでいく方向性とは違います。私が追求したいのは

”サーファーに喜びを与えるサーフボードが持つべきピュアーなスピード感と、まるで波と一体化したようなコントロール性能”

 なのです。もちろん、モダンショートボードと私のデザインが重なる部位もありますが、この短く・ノーズとテールのシェイプがほぼ同じ形状・そ して比類なきボトム形状が、モダンショートボードには無い魅力をあなたに与えてくれることでしょうし、掘れた波用のデザインの新しいショートボードの形と なるのです。ボードで不必要な部位を限りなく省き、最も効率的かつ機能的な形がこのHydronautです。

このモデルはスカッシュテールでもカスタムが可能です。私(シェイパーTOMO)のHydronautをご紹介しましょう。私は以下の写真のものを使います。

 ダニエルトムソン(Daniel Thomson)TOMO トモサーフボード

①(左)5'6 x 18 1/2" x 2 1/4" 24.8L ②(右)5'9 x 18 1/2" x 2 5 1/16" 26.2

①と②は長さやCLが異なります。①はよりパフォーマンスを重視していて、よりクリーンな状況に使います。②はスラビーで水量が多く、海が 動いているような巨大な波で使います。こういった状況では、速く大きな波でのテイクオフを早めるためと、流れが強力な場所でのパドル力を出すために、その ためにCLを多くしているのです。

XTR素材で無く、他素材でお乗りの方も、

"ハンド仕上げ+XTR素材のフレックスコントロール"

の力に驚くはずです。あるお客様は他素材から、TomoシェイプはすべてXTR素材へ移行してしまった方もいらっしゃるくらいです。XTRに乗ったことが無ければ、是非お勧めするボード&素材となります。

サイズは通常お乗りのハイパフォーマンスボードに若干浮力を+したCLをお選びいただくか、同じくらいのCL値で良いでしょう。ステップアップボードとしての意味合いを強めるのであれば、長さ1~2インチを+、幅は同じ、厚みは1/16"~1/8"くらいの+です。

素材はPUより圧倒的に強く、そして軽く、水を吸わないXTR素材。PU素材の1層巻きのような軽さと反応の良さに、3~5倍の長持ち強度を持つハイテク 素材です。シェイプはAUSや南アフリカ、バリなどのライセンスシェイプでは無く、100%カリフォルニアシェイプ&グラッシング製品となりま す。シェイプの良さに加え、長い間新品の乗り味も続くので、PU素材より圧倒的にお得です。XTR素材の正規品はリセールバリューも高く、トータルの価値 の高さもあります。

 XTRサーフボード

 Tomoサーフボードサーフボードカタログ

TOMOシリーズのステップアップ/セミガンボードだ。長くて取り回しが重い従来のステップアップ/セミガンとは全く別で、革新的なデザインを使ったステップアップボードの進化形
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栗田祐紀
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自己紹介:
XTRサーフボード/Hydro Flexジャパンの代表の栗田祐紀です。サーフカルチャーの本場のカリフォルニア・そして日本から、常に旬の最新かつ正しいサーフボード・サーフィン情報をお客様にお伝えるようにリポートします。
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